
たくさんある廉価版GretschのG543Xのシリーズのひとつ。このG5435はハンプブロック(Hump-Block)のインレイが特徴。Bigsbyの無いモデルでストップテールピース仕様は中古では特に安い。標準のピックアップはFIlter Tronの廉価版のBlacktop Filter Tron。
6128風の改造が目的なのだがGretschのピックアップリングが付いているモデルの方が後々の加工も楽なのだがなぜかそちらは指板のインレイがサムネールで、ハンプブロックを選ぶとヘンテコなてかてかメッキの大きいピックアップリングの仕様になってしまう。Bigsby licensed B50のついているモデルもサムネールインレイの仕様しか見当たらない。どちらにせよB3かB7を付けるので安いストップテールのこちらのモデルになった。
ピックアップリングひとつはElectromatic用。リア用はGretsch用。テールピースのアンカー穴の埋めた跡はカッティングシートで目隠し。
今回の改造で新たに購入したパーツは、ブリッジのGotohのナッシュビルタイプだけと安く仕上がった。同じGotohのABR-1タイプはいまひとつ音が軽くなり合わなかった。ブリッジポストはSCUDのABR-1変換アダプターを使用。


見た目でG6128との大きな違いはネックの仕込み角が少なくボディトップとブリッジの高低差が少ない。そのため厚手のピックガードが付かない。B3取り付けの弦アングルもギリギリ。


ペグは最初オープンバックのものを付けてみたが響きが悪かったのでSperzel Trim-Lokに変更。このG5425ボディはヘッドにしっかりと固定させた方が響きが良いようだ。

Electromaticの電装系は大変しょぼいので当然全交換だが他のパーツも非常にグレードが低いのでボディ以外はほぼ全撤去。G5435オリジナルで残ったものは、ボディ、ストラップピン、トグルスイッチ、ブリッジアンカーくらい。
Blacktop Filter Tron。見た目とマグネットの違いらしいが音はMade in JapanグレッチについているFilter Tronより一般的な安いハムバッカーに近い。ピカピカの少し大きいピックアップリングが付く。RoHSのシールの貼ってある金属の板はピックアップリングからBlacktop Filter Tronを吊るすための板。かなり重い。


標準のプラスチックナットは塗装との境目にかなり切れ込みを入れてから叩いて外した。牛骨ナットは手持ちのもので何用だか不明だが似た形のものがあり手間がかからず製作できた。ロッドカバーは白の板厚が薄く白部分が目立たない。黒の色も真っ黒ではない。




Filter Tron取り付け用に木台を製作して接着。ボディ側に台になる部分があってうまく接着できた。アンカーを出っ張らないようにTOP部の穴を広げて打ち込み直す。ダミーのブリッジ木台を製作。3mm厚のロードウッド板を加工。ブリッジポストの下辺りで1.5mmほどの高さ。完成したものにオイルステインで着色。

取り付けパーツは、ピックアップは余っているものをチョイスしてFilter Tron 4KタイプとTV Jones Classic Plus、CTS A500Kのミリ仕様。





Gibson的な配線でレイアウト。最後のところだけベルデンで。

Bigsby B3は、なんとかギリギリの弦アングルが付いて使用が可能。アース線はBeldenを使用。ブリッジアンカーに仕込まれたオリジナルの弦アース線は撤去した。



非グレッチ製のピックアップリングを入手。左のやや黄色がかったシルバーの方がそれ。価格は純正品の半額以下。取り付けて写真を撮るともう分からなくなる。完成重量3.8kg。
入手時の写真


