



Gibson Midtownは2011年〜2016年くらいまで製造されていたモデル。Standard、Custom、Deluxeの3種が販売されていた。このGibson Midtown Custom Ebony は2011年製。
Les Paul Custom、355くらいしか付いていないヘッドのsplit-diamondのマザー・オブ・パール インレイ、指板はエボニー材の代替材のRichlite、5層のバインディングなどけっこう高級の仕様。何も書いていないロッドカバーだと寂しいのでCUTOMと縦書きになっている物をチョイスした。
ブリッジはナッシュビルのままゴールドにしてテールピースはTP-6。



ボディさえあればもう1台組めるほどの外したパーツ。スイッチのナットを忘れていて追加で交換。ノブはバレルだと寂しいのでソンブレロに。ジャック、ジャックプレートも交換している。





開けてびっくりのGibson 250KポットからCTS A500Kに交換。今回購入したものはどれも実測500K以上あった(500〜516K)黒と黄色のワイヤーはベルデン。あちこちのギターで使い回ししている’57 Classicはリード線が短くリア用はスイッチ辺りでベルデン8503に繋いで延長している。PAFデカールは完全に剥がれてなくなっている。フロント7.8K、リア8.0K。最初ABR-1にしてみたがやはり音が安定するのでナッシュビルに落ち着く。

Gibson Midtown Custom 入手時の状態



入手時の写真。かなり地味。ソリッドマホガニーをチェンバードした構造のマホガニーボディをフラットなメイプル合板で蓋をしている。合板はけっこう厚く7mmくらいある。ネックはマホガニー。
ピックアップも交換するため、いったん伝送系は全部バラした。








不思議な形にくり抜かれているキャビティ。リアピックアップから来たブレイデッドワイヤーは絶縁ゴムチューブも被されてない状態でフロントのトーンポット背中まで来て、そこからHot線をVolポットまで伸ばしている。
コントールキャビティは、TrebleのVol.ポットの上だけ丸く穴が開いてる。しかしそこからメンテナンス出来る感じではなく固定する時など多少助かる構造。キャビティの高さがCTSのPotentionmeterの全高以下しか無いので斜めにして穴まで導かないとならないので作業製は良くない。ポットは全てギザワッシャー使用。
ボリュームのPotentionmeterは250K!実測で247Kの物。トーンの方は500K(実測で478K)。妙な組み合わせでBurstbucker 1&2を使いロック的な音を狙ったのか?capacitorは豆粒のようなタイプで0.022μF耐圧は不明。


Telecaster Thinline的な構造を持つギター。Gibson Midtownは、ソリッドマホガニーをチェンバードした構造のマホガニーボディをフラットなメイプル合板で蓋をしている。トップの合板はけっこう厚く7mmくらいある。

ニトロセルロースラッカー仕上げのボディはけっこう傷が多め。重さ4.03kgとかなり重い。








Gibson Midtownの専用ハードケース。汎用性が高そうなのでいろいろ試してみた。ES-335系は入らない。ES-235、レスポールはOK。Mustang、ストラトは背中にクッションでも入れればOK。Jaguarはダメ。
