
Fender Japana製の美麗木目の’60s 3トーンサンバーストボディ。ラッカー塗装の仕様。80年代にはラッカー塗装がカタログモデルにもあったらしいがそこまで古くなさそう。おそらく2000年前後のFender Japanのカスタムだが年式は不明。ボディ単体の重量は1.96kg。RV styleにボディのトレモロ部をmodifiedしている。完成重量は、3.58kg。
SRVストラトにゴールドパーツを取り付け

トレモロの左用ゴールドが入手出来たのでこれを機に他も全てゴールドパーツを購入。
・American Vintage Stratocaster Tremolo Assembly Left G
・Fender American Vintage Tuning Machines Gold
・Fender Stratocaster Jack Ferrule Gold
・Fender Goldネジ
ゴールドパーツ、全て純正品が入手できた。アームは前から使用している純正の『右用』ゴールドのアームを使用。SRVと大きく掘られているピックガードも今回入手。
Fender American Vintage Tuning Machines Goldの取り付け


ペグの固定ネジは、+(Phillips)と−(flat-head)が7本ずつ入っていた。親切だ。このペグはそうそう外さないのでマイナス(flat-head)ネジを使ってみた。
Fenderジャパンのこの年式のネックだとブッシュがややきつい。リーマーでほんの少し広げてから押し込んだ。ネジ穴位置は変更無し。
American Vintage Stratocaster Tremolo Assembly Left Goldの取り付け
American Vintage Series Stratocaster Tremolo Assembly Left Gのセットは、トレモロセット(スチールブロック)、アーム用の小スプリング、アーム(白ノブ付)、トレモロ固定ネジ6本、スプリングハンガー、固定ネジ2本、スプリングまでの一式が入っている。さらにヘッドにつけるGoldの弦のテンション用金具、高さ調整用ワッシャー、Goldの小ネジまで入っている豪華で親切なセット。



トレモロブロックが今までのものより1mm弱幅広で、少し内側に当たる感触があるので6弦側を少し広げてからの取り付け。ピックアップキャビティ内の導電塗料は以前のリペア時にミニルーターで全て落としてある。


フロント:Fender Custom ‘69 5.5K(N極トップ )
ミドル :Voodoo ‘60s Grey 6.3K(S極トップ)
リア:Lindy Fralin WOODSTOCK 69 6.6K(N極トップ)
コンデンサー:ダイレクトロン 0.05μF/100V
このFender Custom ‘69白と黒のリード線がなぜか逆に配線されていたもの。極性を合わせるのに白Cold、黒Hotに配線している。結果スイッチに行っているリード線が2本黒になっている。



modified ver 4(パーツ変更前)の状態
ゴールドパーツ以前の状態。

Fender Japanローズ指板ネック(1991年製)は、やや起きて来てロッド限界のため調整不可になり使用をいったんやめて代わりにメキシコ製Jazzmaster(2011)のローズ指板ネックを取り付けていた。指板のアールは、Japan 7.25R、Mex 9.5Rとだいぶ感触が変わる。後にアイロン修正でネック反りが直ったので再びFender Japanローズ指板ネック(1991年製)を取り付け。ボディ側のスタンプは ST62… 以降が判別できず。Fender JapanボディのポケットはUSA、Mexに比べ0.4mmほど広い。MEX Jazzmasterネックは、ポケットに対してやや緩かった。




サドルをRAW VINTAGEのものに交換。トレモロ部の埋め木した箇所の色を少しボディに近づけた。スプリングは同じくRAW VINTAGE製で4本使用。完成重量は3.63kg。


