Maxon & Ibanez エフェクターのまとめページ
Maxon Compressor (1979)
電池で駆動しない半ジャンクを入手。ガリがかなり酷かったのでポットに接点復活剤を使用。修理ついでに6接点スイッチに交換しトゥルーバイパスに。スイッチが大きいのでIN/OUTジャックをケースタイプからオープンタイプのものへ交換。DCソケットも不調だったため有りもので代用。
Maxon Compandor (1979)
Compressorとは違ってCA3080が使われている。こちらはヴィンテージのDyna Compと同じ回路なのかも。これもスイッチが不調だったので6接点スイッチでトゥルーバイパスに。
Maxon D&S II (1978)
Maxon D&S II OD-802
オペアンプは、NEC C4558C
Maxon FL-302 FLANGER
Ibanez DL-10 DELAY
Ibanez DDL DELAY
Maxon SM-9 Super Metal
TA75558が2個、MC1458Pが2個と豪華にオペアンプが4つ載っている。オペアンプは、ロットにより4558D艶ありが2個+MC1458Pが2個のもの、4558D艶ありが4個のもの等数種ある模様。パーツ数が増えているので抵抗(register)のサイズが小さいものになっている。
オペアンプを借りるためソケット化。現行モデル用の4558Dを4個挿してある。
Maxon SM-01 Super Metal
1987年〜の01シリーズ、SM-01 Super Metal
4558D JRC 6213艶ありが4つ載っている。オペアンプ以外ほとんどSM-9 Super Metalと同じに見える。滝のように見えるリボンタイプのケーブルはかなり固い。
Maxon OD-01 THE DRIVER
ディストーション的なオーバードライブと軽めのディストーションとの切り替えスイッチを持つ。12時だとかなり荒い歪みのオーバードライブ。ディストーションの方はわりと控えめなのでこれはこれで使いやすい。パーツが少ないと抵抗(register)は大きいタイプが使われている。
Maxon ST-01 SUPER TUBE SCREAMER
Ibanez(およびMaxon)ST9 Super Tube Screamerの後継機で、Ibanez STL Super TubeのMaxon版。1987年〜の01シリーズ。
左上) DRIVE、右上)LEVEL、左下)MID BOOST、右下)TONE というノブの配置。MID BOOSTノブの下には、 FAT / TIGHT、TONEはWARM / CLEAN、DRIVEではSOFT / HARDなど音色をイメージしやすい言葉になっている。
4558D JRC 7094艶ありが2個。ゼロワンシリーズの金属ケースは出来が良い。基盤にも表記があるが、ST9(1984)とは発売年も近く、ほぼ同じ回路構成と思われる。オペアンプ借りれるようにソケット化した。
Ibanez TUBE SCREAMER OVERDRIVE PRO TS-808 35TH
オリジナル同様ケースの忠実復刻版。オリジナルMaxon OD-808(Ibanez TS-808ナローケース)同様の、ICオペアンプ・チップを2つ使った回路をリイシューしている。オペアンプ、FET、電解コンデンサー1μF/50V、フィルムコンデンサー 447K、クリッピングダイオードを交換。
詳細は…
https://do9scrapbook.wordpress.com/2020/09/05/Ibanez-tube-screamer-overdrive-pro-ts-808-pro-35th/
Maxon OD-808 OVERDRIVE (ORIGINAL SMALL CASE 1979)
オペアンプはMC1458Pが2つ。Texas Instruments MC1458P J936 HEB
詳細は別ページで…
Ibanez TUBE SCREAMER OVERDRIVE PRO TS-808
4558D JRC 6213 艶あり、バイポーラコンデンサー、ポリコン、クリッピングダイオード、トランジスタと、ひととおりパーツ交換を行っている。オペアンプ部はソケット化。4558D艶あり6213からテキサス RC4558Pに変更。
Analog.Man Ibanez TS-9/808 mod
アナログマンのTS9/808 mod。オペアンプはJRC 4558D E052Aが付いていた。ソケットを外し4558D JRC 1663 艶ありを直付けに。クリッピングダイオードを青ラインのものに。FETを2SK30A Oから2SK30A GRに交換。
Ibanez TS-9 Tube Screamer(Maxon製)
1993年~2002年まで作られていたMaxon製(株式会社 日伸音波製作所)のTS9(Reissue)。#013138東芝製のTA75558Pが見える。nichiconのコンデンサーは1997年製。
Ibanez TS5 Tube Screamer (Sound Tank)
TS5 1991年〜の製品 台湾製。TS10のモデル末期頃にSound Tankシリーズとして発売。ノブの配置は、左からLEVEL / TONE / DIST.に。LEVELが左側になった。
ノブは基盤までつながっているので、裏のネジを外したあと、ノブを引っこ抜くと基盤が外れる。ノブには本体との隙間を調整するためにプラ製ブッシュが嵌っている。紛失しやすいので注意。Tube Screamerでも小さいサイズの抵抗(register)使われるようになった。おかげで基盤がスカスカ。TS5にはFETのK30Aは付いていない。C1815 (BL)が4つ付いている。手放したが無銘のオペアンプが載っていたTS5もあった。
Ibanez TS7 Tube Screamer
サイズ自体がかなり肥大しているせいもあって基盤のスカスカ度は歴代最高。#99302992 おそらく1999年 台湾製。TS7 1997年~。今度はTone Lokシリーズだそうだ。2010年に生産完了。TS9、TS5との違いはMODEスイッチが追加され、TS9 / HOTの切り替えが出来るようになっている。HOTにすると音量、歪みともにかなり上がる。ノブの名称は、DRIVE / TONE / LEVELに戻った。オペアンプは4558D JRC 9104B。ソケット化し4558D JRC 7094艶ありを載せてみたがオペアンプだけの交換ではほぼ変化はないレベル。
Maxon公式ページにある資料PDF
http://www.maxon.co.jp/support_n/download_n/catalog/Maxon_Effects_Catalog_2012-2.pdf