2013年製のグレッチ 6120 チェットアトキンスモデル。G付きのシリアル。地味めのフレイムメイプル合板の表板と裏板。センターでのブックマッチ表板ではなく1枚板(3プライ合板)を使っていて古いグレッチっぽい雰囲気。さらにラッカー塗装(セミグロス仕上げ)、トレッスル・ブレイジングといったところも特徴。

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013
Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013 トレッスル・ブレイジング Trestle Bracing

側板はほとんどフレイムは入っていない

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013 トレッスル・ブレイジング Trestle Bracing

特徴の一つでこのギターの音の肝である1959年当時のもの再現したトレッスル・ブレイジング(Trestle Bracing)。相当しっかりとした木組みでトップ板を支えている。支えているというかトップとバックを繋いでいるというレベルのしっかりした構造。ネック側にも同じ形のアーチがあり橋のようになっている。
↓と言うことらしい。
https://blog.gretschguitars.com/2013/03/gretschtech-trestle-bracing/

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013 トレッスル・ブレイジング Trestle Bracing

重さは3.5kg(Groverペグ取り付けでやや重くなった)。ヘッドもフレイム入りのメイプル仕上げ。ゼロフレットの仕様。

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013 トレッスル・ブレイジング Trestle Bracing
Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013 トレッスル・ブレイジング Trestle Bracing

ニッケルカラーのオープンバックスタイルのペグは4弦、5弦が回す感触があまり良くない。一度バラして組み直してみたがぜんぜん良くならない。Waverlyに替えようと思っていたがネジの間隔が違う。ポスト径もGretsch製はやや細い。ネジピッチ23.8mmはGotoh製が合っているけど、軸と止めネジ位置が違うため穴開け必須となりGotoh製もポン付けは無理。あきらめてGrover 102NKに。(SGかLes Paul用にと以前入手していたもの)元の穴がペグ上部に見えてしまうのは残念だが、Groverだと表側は穴を拡張しなくてOKなのは救い。裏側は10mmちょっとに表側直前まで拡張する必要がある。

ネックジョイントのネジ穴埋め隠しの黒丸はダミーとのこと

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013

エボニー指板はなかなか良い木が使われている

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013

セミグロス仕上げ。ピカピカしていない。ラッカー塗装自体はけっこう硬い仕上がり。簡単には傷がつかない感じ

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120

セミグロスラッカー塗装、縮緬状の表面。塗膜は薄くもなく厚くもない感じ

Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120
Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013
Gretsch G6120-1959LQ SP Chet Atkins グレッチ 6120 2013

豪華な色のハードケース。ネックピロー部分が長くて安心感がある良い造り。Gibson ES系もちょうど入るサイズ。ケースの重量は4.3kg。