Orvilleのレスポールカスタム。91年か92年頃のアルペンホワイトというカラー。ピックアップのゴールドメッキはほぼなくなっている。ABR-1タイプのブリッジ、テールピースはゴールドメッキは残っているがそれなりに経年劣化。ボディ、ネック、ヘッド、ペグはけっこう綺麗。程良く日焼けしている。リアはピックアップカバーが無し。カタログを読むと通常レスポールと同じマホガニーボディのトップメイプル貼りとのこと。
Orville Les Paul Custom (LPC-75 Alpen White) 92年Orvilleのカタログから…
Neck Specifications : マホガニー、W/ネックバインディング、243/4スケール、ローズウッドフィンガーボード 22フレット、ブロックポジションマーカー 17"、ピッチペグヘッド W/Orville & スプリットダイアモンドインレイ グローバータイプゴールドマシンヘッド Body Specifications : マホガニーW/ボディバインディング シングルカッタウェイ、カーブドメイプルトップ Hardware Specifications : 2Xゴールドプレートオービルオリジナル ゴールプレートチューン・O・マチックブリッジ W/ストッパーテールピース 3PLYブラックピックガード、ボディサイドジャック。
カタログからわかるOrville by Gibsonの方のCustomとの違いは、ピックアップだけ。1機種、LPC-w/3PUというEbonyカラーの3ピックアップ仕様のみボディが『オールマホガニー』となっている。
Orville by Gibson & Orville 1992カタログ
Orville Les Paul Custom LPC-75の電装系
ボディはとても綺麗。ペグはとてもスムーズに回る。メイプルカーブドトップはあまりえぐく削り落とされていないのかボディ周りの厚いところでは50mmくらいありやや厚ぼったく見える。
ピックアップはどちらかが純正でどちらかは交換されている模様。フロント7.1K。リアは6.8K。リアはタップ配線をしていた形跡があるのでリアが非純正かも。スイッチからのリード線はグレーがリア。ピックアップキャビティは良くあるしょぼい日本製ギターの配線。キャビティはスッカスカな感じ。capacitorは0.047μF/100Vが付いていた。
Gibsonだとネック側とボディ側にやや隙間があるのでわかりやすいが、Orvilleは日本製でそこらへんが丁寧綺麗に木工処理されているので分かりにくいがディープジョイントされている。
Orville Les Paul Custom LPC-75 AW パーツの交換
ポットをCTS A500Kに、capacitorをオレンジドロップ 0.022μF/600Vに変更。
[…] Orville Les Paul Customと比べてボディが1mm程度薄いが黒のボディカラーのせいかそれ以上に薄く感じる。https://do9scrapbook.com/2023/02/06/orville-les-paul-custom-lpc-75-alpen-white/ […]