フロントをLollar Wide Rangeにしてみたが、1Volume 1Toneではハムとシングルが活かせないので、2Volume 2ToneのCustom化することに。
フロントWide Rangeハムでノーマルピックガードは見た目もイマイチだった
Wide Rangeの箇所はザクった後なので、スイッチ部とコントロール部はピックガードに合わせおおまかにザクる箇所を決め実行。アッシュボディは削った後で重量は1.85kgとかなり軽い。
座栗ビット、ノミとトンカチ、ルーター(ヤスリがけ)を駆使して穴を掘り整えた。Wide Range部はスイッチ部からのリード線が通るので少し深さを追加。
はじめNeck側500K、Bridge側250Kポットにしたが良くないので(特にNeck側)Neck側を1M、Bridge側を500Kに変更。コンデンサーはハムは0.022μFとシングル0.033μF。’77年製の1MポットがあったのでTone用に使ってみた。
BridgeのLindy Fralin Blues Specialが正位相なので黒Hot、白Coldで接続。(アース用は別にリード線を出している)。Lollar Regalは逆位相。リード線は綺麗にまとめてテープで固定しておかないと組み立て時に苦労する。
Lollar Regal (Wide Range Humbucker) のポールピースはCuNiFeでなくアルニコ5。完成重量で3.05kgとWide Rangeハム搭載でも軽量。
ネックはAllpartsレリック仕様、ボディはMJTレリック仕様。Fender純正パーツはペグ(Customshopレリック)、ネックプレート、ブリッジプレート、サドル)
ピックガードを白に変更。若干の順反りを修正。2弦サドルの溝を後ろ側に少し追加。いまいちサドルが落ち着かない
Lindy Fralin Steel Pole 43 Teleの取り付け
Lindy Fralin Steel Pole 43 Teleは、テレキャスター用のP90という理解で良いらしい。構造的にはほぼGibson P90と同じで下部にマグネットがあり鉄製スクリューのポールピースが上に伸びていて高さ調整が行える。43はAWG(American Wire Gauge) 43ワイヤー使っているからとのこと。
なんとなくパッケージも(効率重視な)大企業風になってきた。このLindy Fralin Steel Pole 43も、Lindy Fralin Blues Specialと同じ、正位相。Lollar Widerange Regalは逆位相なので、アース線の付け替えを行って黒Hot、白Coldで接続。直流抵抗値は10.1K。磁石のタイプはセラミック。Antiquity Dog Earは6.8K、現行品のGibson Soarpbar P90だと8.5K前後。パワー感はAntiquity Dog Earが一番ある。やはりアッシュトレイ取り付けのおかげでP90らしさは控えめに。Les Paulジュニア的な音とは違いテレキャスらしさがかなり残る。Wilkinsonのアッシュトレイ+サドルに変更。
実態配線図。実際にはスイッチ←→ポット間は網線でなくベルデン8503を使用。配線後の測定でLollar Regal (Wide Range Humbucker) 10.5K、Lindy Fralin Steel Pole 43 Tele 10.1K(Lindy Fralin Blues Special 7.1K)の直流抵抗値。
Tokai Breezysound ローズ指板マホガニーネックを取り付け
Thinlineの方にAllpartsネックを移動し、Tokai Breezysound ローズ指板マホガニーネックを取り付け。ラージヘッドのメイプルネックと比べてみたがTokaiマホネックのが見た目はイマイチだが圧倒的に音が好み。
Starcasterにつけていたのでネックエンドは少し削り跡がある。完成重量は3.05から3.19kgとやや重くなった。Gibson的方向に持って来ているがテレキャスらしさは無くならないのがTelecasterの凄いところ。特にリアのピックアップ。Fender ロードウォーンのアッシュトレイに変更。