
マホガニーボディ、マホガニーネックで指板はインディアンローレルという仕様。カラーはほぼ白だけどクラシックホワイトというカラー名。値段的にローズウッドは厳しかったらしい。この機種の特徴は見た目派手で豪華なハードケース。本体の重さは3.2kg。



ボディとの接合部は1弦側が出っ張っている昔ながらのボックスジョイント。Gibsonに比べるとカッタウェイ部の出っ張りがやや少ない感じだがちゃんとLes Paul Juniorの特徴を押さえている。(本家の方のFadedではここがツルッと平坦だった)

インディアン・ローレルの指板。前所有者が何かしらステイン等を使用したようでやや黒っぽい色になっている。どうせならもう少しマホガニーっぽくしても良いかも。




以前のジュニアに比べて色々良くなっているがピックガードは相変わらず厚ぼったくで斜めに削られている角度も大きくやぼったい。赤べっこう柄のセルロイド板で製作。



ネック根元にBillie Joeにシグネイチャー。本家のBillie Joeモデルは2006と2007年頃のモデルでは3連クルーソン白ボタンペグが使われてていい感じだった。パーツは持っているので取り付けできそうだが穴開けする必要があるので要検討。made in…と、良くわからない丸いシールは剥がした。
ここはクラシカルなクルーソンタイプで良かったのにEpiphone Deluxe表記のネジ止めの白ボタンペグ。ペグボタンを回した感じはこちらのが上質ではある。Gibson LP Juniorについていたものと同じものかと思ったが、白ボタンの素材が違うようでテカテカツルツルした素材。




ポットはCTS B500K。プレート裏はアルミシート貼り。capacitorは茶色の良くある0.022μF。本家の最近のものはオレンジドロップがついているらしい。




配線はブレイデッドワイヤーに交換。capacitorは、Sprague Bumble Bee 0.033μF/400V(だった気がする。実測値0.065μFくらい)にしてみた。片側のワイヤーが短いので前傾して取り付け。ギザワッシャーが入っていたがEpiphoneについていたのは右側の黄色っぽいもの。左は通常のCTSについてくるギザワッシャー。こちらに交換。




ジャック(Switchcraft)とジャックプレートを交換。凄く高い定価の3プライのジャックプレート。2枚で¥1,500円で購入。ネジ穴位置は微妙に違うので開け直し。


ポイントワッシャーを取り付け。(Gibson系は付けたほうが見栄えする)





2mmのシムでP90の高さを調整。
2011年 Epiphone Les Paul Junior ’57 リイシュー
2011年製の写真があったので参考。重量は約3.5kg。ボディの板厚は47mm。
ピックアップはスタックしているP100タイプ。ペグもグローバータイプ。ポットもCTSではない。テールピースの調整ネジも大きな黒ネジ。こうしてみると最近のEpiphoneはかなり頑張っている。(ピックガード以外)2022年モデルとは違ってオリジナルとはだいぶ違うイメージの機種。











