

バッカスBMS-1Rというサイクロンコピーモデルのボディを使って、Mustangネックを取り付ける
CycloneはMustangシルエットのコンター付きボディにFenderでは珍しいGibsonと同じミディアムスケール 約628mm(24 3/4インチ)を合わせたモデル。Mustangはショートスケール 約609.6mm(24inch)なので、18.4mmのスケールの差がある。
Mustangネックを取り付けて使うには、理論上サドル位置を9.2mmネックに近づければOK。が、実測して観察すると5~6mm程度トレモロをネック側に移動すればあとはサドルで調整できそう。


改造の元になるボディをBacchus BMS-1Rにしたのは、Fender、Squier系のCycloneはピックガードがこの形になりMustangらしさが薄まるため。(コントロールプレートの形状も)バッカスはかなりムスタングをそのままサイクロンにしている。おまけにアルダーっぽいHardwoodで安い。ショートスケールにこだわるのは、Mustangネックが手元にあることと、Fenderでミドルスケールのネックは他には取り付けるボディもなく発展性がゼロなため。





Bacchusのネックプレートは幅もネジ間も狭い。バラしたSquier by Fender Bullet Mustang HH (2021)を重ねてみると全く同じなのが分かる。ネックポケットの大きさはFender USAネックだとやや緩い感じ。Fender Japanだとちょうど良い寸法。パーツは、Squier by Fender Bullet Mustang HH (2021)から移植。
BacchusとFenderのトレモロユニット比較、トレモロ位置を5mmネック側へ移動








トレモロブロックのネジ穴を埋めて、ネジ穴は5mmネック側へ移動。開口部もネック側に5mm拡張。Fender製のピッチの合うトレモロに交換。重さは倍。Bacchusのトレモロ固定ネジは通常のFender製より3mm短い。Fender Mustangとボディの厚みはトレモロを載せるためにだいぶ違って厚い。しかしストラトよりやや薄いようでトレモロブロックがやや出っ張ってしまう。
BacchusBMS-1R LPBの観察





コントロールプレートはFender製とほとんど同じ寸法。電装系は音も含めて特筆すべきことは何も無し。弁当箱(スイミングプール)かと思ったらピックアップキャビティがあるキチンとした仕上げだった。ピックガードには保護シートがまだ貼られていた。
Mustang用Antiquity、Lindy Fralin Blues Specialピックアップの取り付け




ピックアップは、フロントにSeymour Duncan Anitquity 6.9k(逆位相)、リアはLindy Fralin Blues Special 7.2k(正位相)。位相は正位相のリンディに合わせた。Antiquity紺色をHotに。Lindy Fralinはリア用のためワイヤーが短く、Hot線だけスイッチで、Cold線はVolポット背中へ。ピックアップキャビティのブラス板のシールドプレートは以前作ったムスタング用の流用。


コントロールキャビティが妙に狭くなっている箇所がありCTSポットが当たるので削った。


ネックは、Fender Mustang ’71ネック。幸いシム無しでちょうど良い高さにセッティング出来た。オクターブピッチを合わせてみるともう少し6弦を後ろに下げたい。調整のスプリングをカットするか外さないとこれ以上下がらない。