

入手時の黒く適当に塗られていた状態。ピックガードを外すと白の上にエンジ色っぽい塗装が残っていた。このエンジ色を落とすと白の塗装はしっかりしていたので白の上に適当にピックガード部だけマスキングして黒を塗ったのかもしれない。





黒だけ落として白にしようと考えていたが、黒を落としてみると白部分はけっこう剥げ剥げ。これでは中途半端なので白塗装も落としてナチュラル仕上げに。磨いていくとかなり艶が出る。もともとナチュラルで白塗装したものなのか、ナチュラル層にクリアを一度吹いてから次の色を塗ったのか不明だがクリア層が残っているのでかなり艶も出てきた。


’77年製ピックアップは前後ともだいたい5.8K。

現在、ほとんどのパーツ’77年のオリジナルに戻してある。ピックアップカバーはLollar製。

コントロール部側に狭い木材を足している3ピース。素晴らしい木目ではないが酷い木目でもない。アッシュと思われるボディ材。ボディ単体で1.9kgと軽量。






弦を張って完成重量は3.35kg。ムスタングとしては軽量な部類。

パーツ入れ替えのタイミングでナットを交換。
Mustang Dynamic Vibrato ベースプレートの比較






ダイナミックヴィブラートのベースプレート。左から1965年か1966年、1960年代後半、1977年。ロゴも微妙に全部違う。
Fender Large ヘッドの比較




ちょうどこの四本がケース外にあったので比較写真を撮っておいた。
- ’71年ムスタングヘッド。FenderロゴがModern logoでMustangはMovingのタイプ。Contar Bodyデカールも入っている。
- ’77年ムスタングヘッド。FenderロゴがModern logoでMustangはシンプルなタイプフェイスに。Contarデカールは無し。
- ’66年デュオソニックヘッド。FenderロゴはTransition logo。
- ’73年ストラトヘッド。FenderロゴがModern logo。

